人気ブログランキング | 話題のタグを見る

個性派俳優で名わき役 佐藤慶さんが81歳で死去


このところ相次いで
すばらしい役者さんの
訃報を耳にする。残念なことです。


冷徹な悪役、残虐なやくざの親分や知的で冷酷なエリート。
会津若松生まれの温かい素顔。
数えきれない映画やドラマで活躍してきた名優が、逝った。


個性派俳優として知られ、佐藤慶(さとう・けい、本名・慶之助=けいのすけ)さんが2日午後4時19分、東京・世田谷区内の病院で肺炎のため死去していたことが6日、分かった。81歳だった。
3カ月ほど前に体調を崩し、入院していた。
 所属事務所によると、ここ数年、体力が落ち体調を崩すことが多く、入退院を繰り返していた。そのため仕事も控えていたが、今年初めに体調不良を訴え再入院。持病はとくになかった。

 昨年10月公開の映画「カイジ 人生逆転ゲーム」(佐藤東弥監督)が遺作になった。
 
佐藤さんは福島県会津若松市出身。同市役所に勤務しながら演劇に傾倒し、1950年に上京して俳優座養成所の4期生となった。
59年に「人間の條件/第3・4部」の脱走兵役で映画デビュー。
大島渚監督(78)の映画「青春残酷物語」(60年)をきっかけに、大島作品の常連に。
新藤兼人監督(98)の「鬼婆」や故黒木和雄監督の「日本の悪霊」、
故今井正監督の「武士道残酷物語」などに出演。強烈な存在感と確かな演技で名監督に愛された。

「太閤記」や「徳川家康」などNHK大河ドラマの常連。その低い声や会津弁を生かし、ドキュメンタリー番組などでナレーションを務めることも多かった










Excite エキサイト : 芸能ニュース
by kobusi74k | 2010-05-07 10:46