アラン・ドロンの「太陽がいっぱい」など野沢那智さん死去



アラン・ドロンの「太陽がいっぱい」など吹き替えは絶妙
世界の名優の吹き替えを担当。洋画、アニメなど作品を声で際立たせた



声優、俳優、DJ、演出家など多彩に活躍した野沢那智(のざわ・なち)さん(本名・野沢那智=やすとも)が30日午後3時36分、肺がんのため、都内の病院で死去した。72歳だった。

 
野沢さんは今年8月、病院で検査を受け、肺がんが見つかった。
すでに体中に転移しており、
抗がん剤治療を受けるも、この日、息を引き取った。

関係者は「穏やかな眠るような最期だった」と話した。

 
夢は劇団演出家だった。大学中退後、俳優修業をしながら、劇団「薔薇座」を結成。苦労続きだったが、アルバイトで始めた「アテレコ(吹き替え)」で人生が変わった。

アテレコの声をいかにつくるか。見合いをするようなもので、僕は直感に頼ります」と、当時アテレコで主流だった低音ではなく、高く、はずむようなテンポの声を選択。一躍、人気役となった。

素顔は低音でかみしめるような話し方だったが、「自分なりに新しいタイプをつくろうと思って、発声を変えてみた」と話した。その後、洋画、アニメの仕事が次々舞い込んだ。
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by kobusi74k | 2010-10-31 10:27