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多くの人に考え、判断してほしかった<映像流出>海上保安官 公務員のルール違反反省も

保安官のコメント
「事件を起こしたのは、
政治的主張や私利私欲に基づくものではありません。
今回の行動が正しいと信じていますが、
公務員のルールとしては許されないことだったと反省もしています」
動機については「多くの人に出来事を見てもらい、一人ひとりが考え、判断してほしかっただけ」


保安官はビデオ映像の動画サイトへの投稿を申告した
今月10日から6日間、同庁舎にとどまり、
警視庁や東京地検の事情聴取を計4日間受けた。





 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突映像流出事件で、今月10日から第5管区海上保安本部の入る神戸市中央区の神戸第2地方合同庁舎に寝泊まりしながら国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで事情聴取を受けていた海上保安官(43)が16日午前1時25分ごろ、新たに委任した弁護士に伴われ、黒いジャージーにフリース姿で庁舎1階に姿を見せた。保安官は詰めかけた報道陣約100人を前に目をうるませ、8秒間、無言で深々と1回頭を下げた。その後、弁護士と一緒にタクシーで庁舎を後にした。

 庁舎から退出する前、弁護士は「事件を起こしたのは、政治的主張や私利私欲に基づくものではありません。今回の行動が正しいと信じていますが、公務員のルールとしては許されないことだったと反省もしています」などとする保安官のコメントを読み上げた。動機については「多くの人に出来事を見てもらい、一人ひとりが考え、判断してほしかっただけ」とした。

 保安官はビデオ映像の動画サイトへの投稿を申告した今月10日から6日間、同庁舎にとどまり、警視庁や東京地検の事情聴取を計4日間受けた。15日は事情聴取後の午後8時ごろから、新たな弁護士と面会していた。
by kobusi74k | 2010-11-16 09:34